そもそも、なぜ点検が必要?
一般的な家電製品と比べて長寿命ですが、太陽電池モジュールは必ずしも「故障しない」「性能が低下しない」わけではありません。ですから、発電性能の維持と安全確保のために、点検が必要なのです。
どんな点検が必要?
所有者が自分でおこなう「日常点検」、そして販売店・工務店・太陽電池モジュールメーカーなど専門業者に依頼しておこなう「定期点検」が必要です。
自分でおこなう日常点検とは?
問題なく動作し、順調に発電しているか、さらに可能な範囲で機器の外観異常や異音・異臭がないかチェックすることです。また、発電性能の確認や売電収入を維持するためには、月に一度、前年同月の発電量と比較することが大事です。
発電モニターをチェックして、毎日の発電量をグラフにすると、発電性能の確認ができます。
定期点検は、いつ、なにを点検するの?
設置後1年目、その後は4年に1度の定期点検が推奨されています。点検項目は、設置後の年数やその間の使用・故障状況により異なります。販売店・工務店・太陽電池モジュールメーカーなど専門業者に相談してください。
定期点検は誰に頼めばいいの?その費用は?
販売店・工務店・太陽電池モジュールメーカーに相談してください。また、太陽電池モジュールメーカーによっては、定期点検のメニューや費用を公表していますので、参考にしてください。
点検は義務ですか?
改正FIT法に基づく「事業計画策定ガイドライン(太陽光発電)」では、「保守点検および維持管理を実施すること」とされ、義務であることが示されています。