太陽光発電は夜間発電しないので、全てをまかなうことはできません。ただし、電力量の収支のみに注目すれば、家庭で消費する電力量のうちどれくらいを発電しているのかを把握することはできます。
設置容量1kWあたりのシステム年間発電量を約1,000kWh(※1)とし、住宅屋根に4kWの発電設備を設置した場合、4,000kWh程度の年間発電量が期待できます。一般家庭の平均年間電力消費量を4,892kWh(※2)とすれば、一年間に必要な電力量の82%程度をまかなえることになります。
※1 太陽電池を水平に対して30度傾け、真南に向けて設置した場合の計算例。地域や太陽電池の方位、傾斜角度により発電量が変わります。
※2 太陽光発電協会 表示ガイドライン(2020年度)より