風・台風:屋根への太陽電池モジュールの取り付け強度はJIS C 8955(※1)にもとづき荷重を計算し、風などの荷重に耐えるように設計されています。
雪害:メーカーより積雪量に応じた太陽電池モジュールや架台、推奨傾斜角度が用意されており、また、積雪量による地域制限が設けられている場合もあります。落雪により周辺の器物等に損傷を与える恐れがある場合は、雪止めの処置等の適切な対策が必要となります。
雹(ひょう):太陽電池モジュールのガラス面はJIS規格(※2)に適合した強化ガラスを使用しており、雹で割れることはまずありません。
雷:太陽光発電システムとしての落雷対策は、回路内に一定性能のサージアブソーバ(避雷素子)等を設置して誘導雷対策を行い、被害を食い止める策をとっています。太陽電池モジュールが直接落雷を受けたという事例は極めて稀であり、一般住宅の屋外に設置されている他の電気機器と同様で太陽電池モジュールが特に落雷を受け易いということはありません。
※1:太陽電池アレイ用支持物設計標準
※2:JIS C 61215-2(地上設置の太陽電池(PV)モジュール− 設計適格性確認及び型式認証−第2部:試験方法)では規定の直径の氷球を規定の速度で衝突させて、これに耐え得ることを検証しています。