発電事業普及へ向けて

2023年度「ソーラーウィーク大賞」<審査結果発表>

 「ソーラーウィーク大賞」は、地域に貢献し、地域から望まれ、他の模範ともなる太陽光発電の普及拡大に資する取組・事業とそれを支えている方々を表彰するものです。
地域との共生・共創に基づく太陽光発電が全国に広がるように、太陽光発電の地域貢献の可能性について、多くの方に認知して頂くことを目的としています。

 受賞者の選考は、学識経験者による「審査委員会」にて、応募要領記載の5つの評価項目に基づいて実施され、以下の3つの賞を決定致しました。

 ・大賞 :各評価項目を総合的に評価して最も優れている事業・取組
 ・優秀賞:各評価項目を総合的に評価して優れている事業・取組(3事業者)
 ・特別賞:各評価項目の一つでも他にない特筆すべき事項がある事業・取組(5事業者)

ソーラーウィーク2023 大賞

事業名 熊本県球磨村
「脱炭素×創造的復興」によるゼロカーボンビレッジ創出事業
代表事業者 株式会社球磨村森電力
共同事業者 球磨村森林組合
事業内容

ソーラーウィーク2023 優秀賞

事業名 京都府福知山市
京都府福知山市における市民参加型の太陽光発電所・防災拠点づくり
代表事業者 たんたんエナジー株式会社
共同事業者 たんたんエナジー発電合同会社
福知山市
事業内容
事業名 大阪府能勢町
里山地域の地域課題解を目指した地域貢献型の太陽光発電システムの導入
代表事業者 株式会社 能勢・豊能まちづくり
共同事業者 大阪府立豊中高等学校 能勢分校
能勢町
事業内容
事業名 奈良県生駒市
“自治体新電力×コミュニティの力”で新たな脱炭素住宅都市モデルの実現
代表事業者 生駒市
共同事業者 いこま市民パワー株式会社
国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学
TJグループホールディングス株式会社
一般社団法人市民エネルギー生駒
事業内容

(全国地方公共団体コードに基づいた都道府県番号順に記載)

ソーラーウィーク2023 特別賞

事業名 北海道鹿追町
「地域課題解決×再エネの最大活用」を目的とした電気と熱のネットワーク
代表事業者 鹿追町
共同事業者 パシフィックコンサルタンツ株式会社
アルス・ゼータ有限会社
伊藤組土建株式会社
事業内容
事業名 岩手県陸前高田市
津波被災のかさ上げ地に命を 岩手県初の自家消費、余剰逆潮流ソーラーシェアリング
代表事業者 ワタミオーガニックランド株式会社
共同事業者 陸前高田しみんエネルギー株式会社
事業内容
事業名 ⾧野県上田市
市民が主人公!ゼロカーボンと地域の課題解決の起爆剤、市民出資型太陽光発電「相乗りくん」
代表事業者 NPO 法人上田市民エネルギー
事業内容
事業名 長野県王滝村
太陽光から始まる村づくり~王滝村スキー場跡地太陽光発電所の発電事業及びUIターン若者向け支援制度の取り組み~
代表事業者 自然電力株式会社
事業内容
事業名 静岡県浜松市
官民連携による“太陽光発電導入日本一”
代表事業者 浜松市
共同事業者 株式会社浜松新電力
株式会社シーエナジー
株式会社シーテック
須山建設株式会社
中村建設株式会社
事業内容

(全国地方公共団体コードに基づいた都道府県番号順に記載)

審査方法

 以下の5つの評価項目についての実績や取組の考え方・期待感を評価し、各評価項目を総合的に評価して最も優れている事業・取組を「ソーラーウィーク大賞」、優れている事業・取組を「ソーラーウィーク優秀賞」、各評価項目の一つにおいて他にない特筆すべき事項がある事業・取組を「ソーラーウィーク特別賞」として選考しました。

①地域振興への貢献度
 ・地域振興(農林水産業・商工業等の振興に貢献)
 ・雇用(現地採用)
 ・レジリエンス
 ・地域エネルギー供給比率(自給率向上)
 ・地域脱炭素
②地域による関与度
 ・事業実施主体への地域業者・自治体の関与度
 ・地域金融機関の関与度(借入金等)
③地域住民からの理解・支持を得るための創意工夫・取り組み
 ・双方向コミュニケーション(再エネメリット実感、地域要望吸い上げ)
 ・情報発信(地域文化・教育への貢献を含む)
④事業の持続可能性・長期安定稼働の蓋然性
 ・事業収支(実績と見通し)
 ・自立性(FIT/FIP買取期間終了後においても事業継続が可能であることの蓋然性)
 ・アセットマネージメントの取組状況
 ・FIT・FIPの場合  :買取期間終了後の計画
  FIT・FIP以外の場合:稼働開始後20年以降の計画
⑤取り組みの影響度・先進性
 ・地域内への波及効果(太陽光発電規模等)
 ・域外への波及効果(他自治体への横展開の可能性とその影響度)
 ・先進的電力システム・サービス(蓄電池等、需給一体設備)
 ・独創的取り組み体制(派生サービス・ビジネス)

審査委員会

  審査委員長: 京都大学教授  諸富 徹
  審査委員 : 東京大学教授  高村 ゆかり
  審査委員 : 東京理科大学教授  植田 譲

今後の予定

 ・表彰式:11月7日(火)16:45から
  受賞者からの簡単なプレゼンと審査員長からのコメントを予定。
 ・レセプション:11月7日(火)17:30から
  受賞者事業紹介資料掲示を予定。
 ・JPEAホームページ等で広く公表するとともに、YouTubeへの掲載や、メディア等への
  プレスリリースを実施します。