ご挨拶

代表理事 長榮 周作
代表理事 長榮 周作

太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーは、エネルギー安全保障、低炭素社会、成長産業の創出、分散型エネルギーシステムの普及によるエネルギーシステムの強靭化の観点から、極めて重要な純国産電源です。
2014年に改定された「エネルギー基本計画」では、エネルギーの安全性、安定供給、経済効率性、環境適合の実現を図り、長期エネルギー需給見通し(エネルギーミックス)の検討にあたっては、再生可能エネルギーを最大限導入拡大することが明示されました。

太陽光発電は、2012年にはじまった「固定価格買取制度」により、関係者の予想をはるかに上回る広がりをみせ、かつてないほどの普及拡大と将来の大きなポテンシャルを示すことになりました。太陽電池モジュールの市場規模は、年間7~9GWとなり、2014年度末の累積導入量は20GWを超え、我が国の再生可能エネルギーの導入拡大を牽引しています。

当協会は、この「固定価格買取制度」の運用を含めて、太陽光発電業界を代表する団体として情報発信や提言を進めております。また、良質な施工技術者育成を目的とした「PV施工技術者制度」の創設、安定した発電を長期間維持するための「太陽光発電システム保守点検ガイドライン(住宅用)」等、健全な業界の発展に向けて、様々な取り組みも行ってまいりました。

太陽光発電の普及拡大の一方で、急速な導入が進んだ結果、電力系統制約下での接続可能量と出力制御の問題、国民負担増大の懸念、地域の景観やリサイクルの課題等も指摘されています。電力系統の課題が顕在化するなか、将来に向けて太陽光発電のさらなる利活用を進めるためには、EMS(Energy Management System)との連携や、スマート・コミュニティの実現による地域内エネルギー需給の最適化など、新たなステージへの進化が求められています。また、発電コスト引き下げにむけて、太陽光発電システムを長期間運転するための技術面・運用面・制度面の取り組みも重要です。

当協会の活動を通じて、今後も太陽光発電ビジネスの発展と、より良い暮らしの実現に貢献してまいりたいと思っております。皆様方の一層のご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。

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