第36回太陽光発電シンポジウム

講演タイトル

「スマートインバータ等の次世代分散電源の機能評価に関する研究開発」

講演者写真

国立研究開発法人 産業技術総合研究所
福島再生可能エネルギー研究所
再生可能エネルギー研究センター エネルギーネットワークチーム
研究チーム長

大谷 謙仁 様

講演内容

産総研福島再生可能エネルギー研究所(福島県郡山市)では、再生可能エネルギーからの出力を、蓄電池や水素による貯蔵とパワーエレクトロニクス機器による制御等を組合せ、最大限利用し、自立度を高めるネットワーク技術の開発・実証を行っている。2016年に分散電源用大型パワーコンディショナの研究開発・認証拠点(スマートシステム研究棟)を開設し、共同研究による再エネ分散電源機器の開発や、認証事業者によるパワコン認証試験に利用している。今後、更なる再エネ大量導入時に、電力事業者の系統運用をサポートする分散電源の調整能力に関する研究拠点として機能させるため、スマートインバータ等の次世代型パワーコンディショナの機能評価方式を開発している。本講演においては、米欧の研究機関と共に開発した太陽光発電用及び蓄電池用パワーコンディショナの制御プロトコルやその試験プラットフォーム、アナログ電源(ハードウェア)と電力シミュレータ(デジタル)の組み合わせによって分散電源の性能試験を行うハードウェアインザループ(HIL)の試験方式の開発事例を紹介する。

プロフィール

現在、再生可能エネルギー研究センターのエネルギーネットワークチームを統括し、スマートインバータ等のスマートグリッドやエネルギー貯蔵技術による分散電源統合技術を開発している。世界最大級の大型パワーコンディショナ研究開発・認証試験設備であるスマートシステム研究棟の立ち上げを主導し、関連するスマートグリッド等の国際標準化の研究開発を進めている。
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